海外調達におけるトラブル対策セミナー(東京開催)

主な内容

 グローバル最適調達を実現する上では、取引先候補となり得るサプライヤーを世界中広く探索する必要があることは言うまでもありません。しかしながら、国内での取引とは異なる商習慣や文化的背景を理解せずに取引を開始すると、直後から失敗や困難に少なからず直面することになります。新たな海外取引先を開拓するチャレンジを恐れてはなりませんが、膨らむリスクを如何に抑え、不測の事態に備えたContingency Planを用意しておくことは調達部門として必須の対応となります。
 本セミナーでは、グローバル調達の全体像を概説しながら、講師が実際に体験した海外調達におけるトラブル事例を紹介します。それにより海外調達における様々な留意点を浮き彫りにして、事前対策の要点を解説していきます。
 

対象

資材、購買、外注、海外調達、SCM部門。管理職の方にもお薦めです。

開催地・開催日・会場

  開催地 開催日 会場 所在地
  東京   2016年12月13日(火) 10時~16時30分   中央大学駿河台記念館 360号室    東京都千代田区神田駿河台3-11-5
 

プログラム

1. グローバル調達への取り組み
  (ア) 「国内調達」から「海外調達」への展開
  (イ) 「海外調達」から「グローバル調達」へ
  (ウ) 調達品カテゴリー別の調達戦略構築
  (エ) 為替変動をどう考えるか

2. トラブルを誘発する海外サプライヤーの見分け方
  (ア) 挑戦と無茶の境 ~立ち上がり歩留まりの見極め~
  (イ) 解は現場にあり ~二次取引先や原料メーカーに現場訪問~
  (ウ) 倒産の予兆をどう掴むか ~夜逃げ倒産事例~

3. 巨大EMSとの取引の実際
  (ア) EMSの戦略動向
  (イ) ODMメーカーとのビジネス
  (ウ) 調達部門は良きコーディネーターたれ

4. 取引商習慣の違い
  (ア) 海外企業との契約 ~争点となるポイント~
  (イ) 法務・通商・渉外・知財部門との連携
  (ウ) 枠取りタイミングに要注意 ~計画策定の時期は欧米企業と違う~
  (エ) 支払遅延はKPIのひとつ

5. 社内体制に応じた「身の丈オペレーション」
  (ア) 海外工場への部品供給ステップ ~生産拠点のインフラ整備の段階に応じて~
  (イ) ソーシングにおける主導権争い ~責任と権限の一元管理~

6. 国際物流
  (ア) 長くなる商流・物流 ~グローバル調達はSCMこそ重要~

7.Q&A ~直面している課題にお答えします~


※講義内容、時間等は変更になる場合があります。

講師紹介

 藤田 敏氏  調達科学研 代表 
 ソニー(株)にて32年間一貫して調達業務に関わる。調達責任者としてアメリカ各地を赴任、 滞米生活11年半。 2009年 ソニー(株)調達本部 部門長。 2013年 調達科学研設立。 メカ、電気、半導体、デバイス、MRO、Moduleなど全ての品目に精通し、ODM/OEMを 通じたEMSとの取引経験、生産計画と調達業務の一体化組織運営、調達及び経営分析 System開発・運用に携わる。 世界30か国以上での交渉、国内外7000名との商談など豊富な経験を持つ。 日本経営システム協会理事。

参加要領

 受講料   一般 39,000円 / 会員 33,000円  受講料には、テキスト代・消費税が含まれています。
 申込方法   <FAXでのお申し込み>
 申込書をダウンロード・印刷し、所定の事項を記載のうえ、下記のFAX番号にてお申し込みください。
 申込書 到着後、請求書と受講票をお送りいたします。開催3日前までに届かない場合にはご連絡ください。
 受講票は当日ご持参ください。なお、期日直前のお申込みの場合、受講票はFAXにてお渡しいたします。

 FAX:0120-915-671 または 03-5687-3660

 受講料は申込書到着後お送りする請求書に基づき開催日前日までにお振込みください。
 領収証がご入用の場合は、別途ご連絡お願いたします。 

 <弊会ホームページよりお申し込み>
 下記からお申し込みください。  

セミナー申込

 お願い  ※テ-プレコ-ダ-の持ち込みはご遠慮下さい。
 ※キャンセル規程参加予定の方がご都合が悪い場合は、代理の方がご出席ください。  
 代理の方もご都合がつかない場合、開催日前日および当日のキャンセルについては
 キャンセル料として参加料の全額を申し受けます。ご了承ください。
   お問い合わせ先  一般社団法人日本資材管理協会 セミナー事務局
 電話:03-5687-3477 
 FAX:0120-915-671 または 03-5687-3660
 
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