海外調達の基本実務(東京開催)

主な内容

円安で海外調達のメリットはなくなりました。しかし輸出の方が極端な利益を出しているわけでもありません。瞬時に変わる通貨変動のスピードを基準にして物品の製造や売買を連動させるのは現実的ではない以上、対応策ははっきりしています。円が上がろうが下がろうが、いずれの場合でも素早く対応できる準備を普段から備えておくことです。つまり全方位型の体制と力が要求される時代に突入しており、調達の在り方も変革を迫られています。
本講座では、事例を具体的にあげた基本的な調達手順だけではなく、サプライヤーに対する徹底した管理手法を含めてわかりやすく説明します。

 ① 為替の対応策を徹底的に洗い出す
 ② 原価構成の見直しで為替差損を吸収できる分野を探り出す
 ③ 調達中心のサプライチェーンを構築する
 ④ 調達先に対する教育・訓練・指導を行う

単行本『すぐに役立つ海外調達の方法と解説』をサブテキストとして使用します。

対象

資材、購買、外注、海外調達、SCM部門。管理職の方にもお薦めです。

開催地・開催日・会場

  開催地 開催日 会場 所在地
  東京   2015年6月23日(火) 10時~16時30分   中央大学駿河台記念館 360号室    東京都千代田区神田駿河台3-11-5
 

プログラム

1.海外調達の担当者の心構え
(1)製造業の生き残り条件としての海外調達
(2)海外調達業務の必要性な4つの特徴
(3)避けては通れない為替の壁 国内と海外商慣習の根本的な違い

2. 海外調達の業務の流れ
(1)具体的な調達手順とは
(2)適切な調達物品選択と調達先の探し方
(3)調達先の事前信用調査と認定登録
(4)正式見積り依頼と見積もり評価
(5)注文書と請書の確認事例
(6)品質、納期確保の決め方
(7)出荷前の立会検査のやり方とポイント
(8)クレーム処理と再発防止のやり方

3.海外調達の手順を支える法務
(1)海外取引契約の特徴とポイント
(2)仕様書は隠れた最も大切な重用文書
(3)重要な貿易実務

4.海外現地工場、委託生産OEM、技術提携など
(1)成功させるポイント
(2)工場建設にあたっての基本条件
(3)現地調達の実態と調達本部の関係
(4)海外調達のためのサプライチェーン


※講義内容、時間等は変更になる場合があります。

講師紹介

腰越 功 氏 グローバル・プロキュアメント・サービス 代表 日本資材管理協会 主任研究員            

トーヨーカネツ、アラムコ、ヴァレオジャパン、キッツ、デザインスタジオ等を経て現在に至る。海外業務経験40余年、この間、設計、生産、品質管理、販売、調達、現場建設に従事し200社を超え る海外新規取引先の技術指導、品質部門の指導、経営能力の改善、信用調査を実施。長年の実践に 裏付けられた海外調達業務全般にわたる幅広い専門知識と経験を保有。海外調達では本邦の第一人者。
 【著書】すぐに役立つ海外調達の方法と解説(日本資材管理協会刊)

参加要領

 受講料   一般 39,000円 / 会員 33,000円  受講料には、テキスト代・消費税が含まれています。
 申込方法   <FAXでのお申し込み>
 申込書をダウンロード・印刷し、所定の事項を記載のうえ、下記のFAX番号にてお申し込みください。
 申込書 到着後、請求書と受講票をお送りいたします。開催3日前までに届かない場合にはご連絡ください。
 受講票は当日ご持参ください。なお、期日直前のお申込みの場合、受講票はFAXにてお渡しいたします。

 FAX:0120-915-671

 受講料は申込書到着後お送りする請求書に基づき開催日前日までにお振込みください。
 領収証がご入用の場合は、別途ご連絡お願いたします。 

 <弊会ホームページよりお申し込み>
 下記からお申し込みください。  

セミナー申込

 お願い  ※テ-プレコ-ダ-の持ち込みはご遠慮下さい。
 ※キャンセル規程参加予定の方がご都合が悪い場合は、代理の方がご出席ください。  
 代理の方もご都合がつかない場合、開催日前日および当日のキャンセルについては
 キャンセル料として参加料の全額を申し受けます。ご了承ください。
   お問い合わせ先  一般社団法人日本資材管理協会 セミナー事務局
 電話:03-5687-3477 
 FAX:0120-915-671
 
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