信頼関係をベースにした価格交渉力の強化(東京開催)
~交渉理論のマスターおよび交渉タクティクスの習得と実習~

主な内容

購買担当者にとって交渉力は、必須のスキルになりますが、漠然と交渉を行って充分な成果を上げていないのが現状です。自分の考えを相手に示し、納得のいく合意を得ることは困難と言われていますが、交渉を体系的に学ぶことより、従来の交渉スキルを簡潔に整理することができます。また、自分自身の欠けていたスキルを知ることにより確実に交渉目標を達成することが出来るようになります。
本セミナーでは、取引先などの交渉相手と「長期的で良好な信頼関係」を構築しながら、自社(自分)の「最大限の成果」を得るため「交渉の基礎理論(5・6・7理論)」をはじめ、特に、「交渉の戦術」の習得を重視し、その演習(反復練習)により早期の実践的交渉力の向上を目指す内容となっています。
 

対象

資材、購買、外注、海外調達担当者。

開催地・開催日・会場

  開催地 開催日 会場 所在地
  東京   2015年5月26日(火) 10時~16時30分   中央大学駿河台記念館 360号室    東京都千代田区神田駿河台3-11-5
 

プログラム

1.交渉の基本概念  
 (1)戦略的交渉力スキルとは
 (2)交渉の定義と交渉の成果
 (3)戦略的交渉力キーワード   
 ①交渉の心構え ②交渉のスタイル ③交渉のインフラ構築  

2.交渉に必要な(5・6・7理論)
 (1)5つの説得テクニック
 ①ワンウエイ・アクション(一方通行の説得)    
 a.(情動):感性価値と知性価値。味方になるほうが有利。    
 b.(論理):まず自分の論理主張から。データに語らせる。    
 c.(威嚇):使う場合は遠まわしに。覚悟がない威嚇は
  使わない。   
  ②ツーウエイ・アクション(双方向の説得)    
 a.(駆引き):多くの取引カードを用意。価値の相関関係。    
 b.(妥協):最後の手段として妥協を使う。性急に妥協し
  ない。
 (2)6つの交渉フェーズ   
 ①交渉の準備とプランニング    
 a.(目標設定):幅を持たせた目標設定。信用度の半径。    
 b.(計画):交渉による合意のための最善代替策。   
 ②交渉(面談)の実施    
 a.良い第一印象は、会ってから3秒で決まってしまい
     ます (開始)    
 b.極的なリスニング。深掘り質問(確認)    
 c.タダでは与えない。譲歩量は徐々に減らす(移動)   
 d..契約を成立させることを恐れない(合意)  
(3)7つの交渉戦術   ①戦術と計略の学習    
 a.棚上げ:相手の要望を後回しにするほうが有利    
 b.フリンチ:相手の提案に驚くことにより譲歩を引き出す    
 c.第三者の権限:その場にいない上司の権限に振ることで即答から逃れる    
 d.煙に巻く:とぼけたり、見当違いのことを言い、窮地から逃れる    
 e.シベリア転勤:まず難題を吹っ掛け、その後の 要求を通しやすくする    
 f.ねずみかじり:相手をその気にさせておいて、最後に無理難題を通す    
 g.針のむしろ:相手をその場に居たくない気分にさせ、合意に追い込む    
 h.刑事コロンボ:帰り際の一言で、相手に追加要求を飲ませる    
 i.その他  

3.交渉タクティクス演習 (具体的活用と反復練習)   
 ①棚上げ  ②フリンチ ③第三者の権限 ④煙に巻く 
 ⑤刑事コロンボ ⑥万力 ⑦沈黙は金 ⑧ラストチャンス ⑨その他

4.質疑応答

 
※講義内容、時間等は変更になる場合があります。

講師紹介

 観音寺 一嵩氏            
株式会社NRIJ 代表取締役社長 外資系ブックセールス会社「ウエブスター社」で、グループリーダー及び新入社員トレーナーとして訪販技術指導。紳士・婦人服専門店「ミツミネ」で、営業統括室次長(不動産関 係の対外折衝責任者)。
1982年4月、中小企業診断士の資格取得後、経営コンサルタントとして独立。中小企業大学校、産業能率大学校、法政大学校などの講師を歴任。 現在、株式会社NRIJ(ネゴシエーション・リソース・インターナショナル・ジャパン)代表取締役社長兼認定コンサルタント。NRIJ『戦略的交渉力セミナー』に特化し、多くの大手・中堅 企業の社内研修の場で実施している。 著書は「戦略的交渉力」(東洋経済新報社)、「絶妙な交渉の技術」(明日香出版社)、「eビジネスベスト サイト」(同友館)などがある。

参加要領

 受講料   一般 39,000円 / 会員 33,000円  受講料には、テキスト代・消費税が含まれています。
 申込方法   <FAXでのお申し込み>
 申込書をダウンロード・印刷し、所定の事項を記載のうえ、下記のFAX番号にてお申し込みください。
 申込書 到着後、請求書と受講票をお送りいたします。開催3日前までに届かない場合にはご連絡ください。
 受講票は当日ご持参ください。なお、期日直前のお申込みの場合、受講票はFAXにてお渡しいたします。

 FAX:0120-915-671

 受講料は申込書到着後お送りする請求書に基づき開催日前日までにお振込みください。
 領収証がご入用の場合は、別途ご連絡お願いたします。 

 <弊会ホームページよりお申し込み>
 下記からお申し込みください。  

セミナー申込

 お願い  ※テ-プレコ-ダ-の持ち込みはご遠慮下さい。
 ※キャンセル規程参加予定の方がご都合が悪い場合は、代理の方がご出席ください。  
 代理の方もご都合がつかない場合、開催日前日および当日のキャンセルについては
 キャンセル料として参加料の全額を申し受けます。ご了承ください。
   お問い合わせ先  一般社団法人日本資材管理協会 セミナー事務局
 電話:03-5687-3477 
 FAX:0120-915-671
 
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