購買担当者指数(PMI)
日本資材管理協会は、 英国を拠点とし国際経済指標を提供する調査会社のMarkit Economics社と業務提携し、 Markit/JMMA PMI 製造業レポート」を毎月作成しています。
「Markit/JMMA PMI 製造業レポート」には、 日本資材管理協会がとりまとめた調査データをもとにMarkit Economics社が算出した経済状況を表す諸指数、 および、それら指数の変化に関する解説が掲載されています。
調査データは、ご協力をお願いした企業で構成される「パネル」のアンケートに対する回答から得られます。 調査データから、生産高指数など11個の指数が算出されます。 購買担当者指数 Purchasing Managers' Index (PMI)は、 この中の5個の指数を用いて求められ、製造業の全体的な景気の状況を表すものです。これら12個の指数は、 資材購買担当者にとっては景気動向を見る上で必要なデータであり、 さらに原材料や部材メーカーにとっても製造業全般の受注予測に重要な役割を担っているものです。
Markit/JMMA 製造業 PMIレポート
毎月のはじめに発行される「markit/JMMA 製造業 PMIレポート」には、 前月における12個の指数およびそれらの変化についての解説、 すなわち資材購買管理にとって重要な事柄が、各指数の変化を表すグラフとともに、書かれています。 景気動向や需要予測にどのように役立つかを知っていただくために、 PMIレポートのバックナンバーを掲載しましたので、ぜひお読みください。
購買担当者指数(PMI)と国内総生産(GDP)
購買担当者指数(PMI)と国内総生産(GDP)の成長率との間には、長年の調査から、 強い関係があることがわかっています。 その関係をあらわすグラフが プレスリリース版「Markit/JMMA 製造業 PMI(購買担当者指数)」 に掲載されています。GDPは四半期毎に発表されますが、 PMIは毎月調査し発表されています。
購買担当者指数(PMI)の特長
購買担当者指数には次のような特長があります。- 購買担当者指数は毎月発表されます。 「短観」、 「景気予測調査」、 「法人企業統計調査」は四半期ごとに発表されています。
- 月の半ばにアンケート調査が始まり、月の終わりには集計され、 月の最初の営業日には購買担当者指数が発表されます。すなわち、 アンケートをはじめてから購買担当者指数の発表までが短期間であり、そのため、 購買担当者指数はほぼ現在の経済状況を表していると考えられます。
- イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、中国などでも、 同じ設問、同じ方法で購買担当者指数を求めていますので、 国際的に比較することが可能です。
- アンケートは、企業の「意見」ではなく、たとえば、 「今月は先月に比べて増加したか」など数値で判断できる「事実」について問うています。 客観的なデータから算出される指数は信頼性が高いものになります。
PMI 製造業レポートについてのお問い合わせ
PMI 製造業レポートについてのお問い合わせはお電話(03-5687-3477)下さい。
購買担当者指数(PMI)の算出
アンケートは、パネルに属する各企業に、指数を算出する11個の事項
パネルには、日本の製造業の状況が正しく反映されるように、種々の企業が登録されています。 各企業から提出された回答に、企業の規模や企業が属する分野による重み付けをしたあと、全企業について集計し、 ひとつの事項に対する「増加」、「同じ」、「減少」の割合を百分率で表します。その結果に対して、 「増加」には1、「同じ」には0.5、「減少」には0 の重み付けをして合計します。 この値がその事項に対する指数です。この指数は、0から100までの値をとり、 指数が50の場合は企業全体、すなわち、製造業全体としては「今月と先月は同じ」であることを意味し、 指数が50より大きければ「増加」を、小さければ「減少」を意味します。 さらに、これらの指数について季節調整が行われます。
このようにして、11個の事項に関する指数
| 新規受注数指数 x 0.30 + 生産高指数 x 0.25 + 雇用指数 x 0.20 |
| + サプライヤー納期指数(反転) x 0.15 + 購買品在庫指数 x 0.10 |
パネルに登録のお願い
購買担当者指数(PMI)の算出とレポート作成に必要な月次アンケート調査のための「パネル」に是非ご登録をお願いいたします。 詳細はPMI月次アンケート調査へご協力のお願いのページをご覧下さい。
PMIに関する資料とリンク
- PMI製造業レポートの例(pdf)
- プレスリリース(pdf)
- PMIと短観の比較(pdf)